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* 08 市歴史博物館 *



新大陸を発見したコロンブスが、イザベル女王への報告の為、謁見した場、
『王の広場』
取り囲むレイアール・マジョール宮殿は、後にアラゴン王宮となり、
現在では、この後行く博物館の一部となっているようです。

奥の階段から王が登場したのでしょうか? 社会見学の若者多し^^

暖かい時期には、ここで野外ライブなんかもあるらしいのですが、
あまり大勢のお客さんは入れそうにないですねぇ。



バルセロナについて調べているうち、とても興味をひかれまして、是非見てみたーい!と思ったこちら、
『市歴史博物館』
元々貴族のお屋敷だったこの建物を修復の為掘り返したら、ローマ時代の城壁が発見され、、
1941年から博物館として保存されているのだそうです。
当時の人たちの暮らしが伺える街の跡が残っているとのことで、ロマン〜(^_^)

王の広場から少し行ったところがエントランス 「MUHBA」って省略しても長い^^; 控えめな看板がこれまたオサレ
入場料は7ユーロ
オーディオガイド込みで、英語有り日本語無し。

入るとまず少し展示品があり、エレベーターで遺跡のある地下へ。

外からの光が入るここは、 4世紀頃の城壁跡

地下に下りてびっくり(@o@ii) 結構な規模の遺跡なのでした。
見学者用の通路が張り巡らされ、とても見やすく造られております。

この辺りは市壁の跡 図解されていて分かりやすい。 水路でしょうかね?

途中、出土された食器類なんかの展示もあり。

いい風合いの木製食器☆ 好きな細々出土品。アクセサリー類ですな。

市壁の中へ入って来ました。
当時ここに住んでいた人たちの様子を妄想想像しながら、歩きます^^

モザイクの入った、公共洗濯場
※マウスを当ててみて下さい。
足元が見える場所も

洗濯に続き、お風呂^^
まさに、ローマ風呂ってことでしょうか??
近所の人同士仲良く、お風呂に入っていたんでしょうかね。

温度によって、いくつかの浴槽があったそう。 配水路もちゃんと整備されてます。 ここは、冷水プール

5世紀頃造られたとのことで、日本は古墳が作られていた時代?
既に、計画的な都市設計が成されていた感じです。
お次は生活の糧、工場跡など。

塩漬け魚とガルムという魚醤を造る工場 染物工場 看板でしょうか?きれいに残ってますね〜
ローマ建築の柱は、教会跡 ここも魚醤工場の一部かな。

そして、スペインと言えばのワイン製造所
やっぱりあるんですね〜

ワイン熟成・貯蔵所 3世紀後半〜4世紀のものらしい。

お風呂に入って、ワインを飲んで、豊かな市民生活が営まれていたのかなぁ。。
遺跡を元に作られた、街の模型も展示されています。

ほほう、こんか感じだったのねぇ。 図解もあり。

お家も一部発見されたようで、美しいモザイクをあしらった敷石のあるお宅がお目見え。

立派なお家です。 モザイク部分ズーム!

順路は地上階へと続き、屋根裏のようなスペースに当時の品がゆったりと展示されていました。

素敵な雰囲気☆ 美術品や書物なども きれいな模様が付いた陶器

出口が見えたところで、最後にやたら広いお部屋を発見。
入っていいのか分からなかったのですが、特に鍵もかかってなかったのでお邪魔いたしますよー。

体育館の様なホールです(笑) 窓からは「王の広場」が見下ろせます。 あの建物の地下を歩いて来ました。
ステンドグラスがはめ込まれ、 大きな壁画も飾られています。

後で調べたことろによると、「ティネルの間」という、謁見の場だったようです。

城壁があった頃のバルセロナは、ちょっとハート型♪ 王の広場の階段の上が出口でした。

あ〜、期待以上に面白かった〜!!
バルセロナ観光は始まったばかりですが、
モデルニスモに入る前に、もっと古い時代の文化に少しだけでも触れられてよかったです^^

高い塔はかつての監視台とか。 出口を振り返ってパチリ。

まだまだ太陽は高く、時間はたっぷり。
久々に味わう開放感が、何とも気持ちいい〜〜
そろそろお腹も空いてきたことですし、この辺りで初ランチに参りましょう♪





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