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2012年7月 NY
 27 クロイスターズ美術館【展示室】



敷地をぐるりと右側に回りこんだところが入口らしいので更にてくてく
駅からここまで、なだらかーな坂道になっております。


この先ですね。 階段を上がってっと。

建物にたどり着くまでのアプローチがまたニクイ演出だわぁ。。



さて、到着いたしましたー
『クロイスターズ美術館』
クロイスターとは修道院の回廊を意味するそうで、スペインやフランスから移築された
美しいいくつかの回廊を含む、中世ヨーロッパの建築・美術品収蔵の美術館であります。


素敵〜 ここから入るのかな? 控えめな表示
な、何だかスゴイ。。 この扉を開けるの!?

何やらやたらドラマチックなエントランスの先に、重そう〜な扉が。。
恐る恐る開けてみましたら、、、あっさりロビーに出ました(^_^;)
メトロポリタン美術館同様、任意の入場料をお支払いしていよいよ中へ〜


いきなり神聖な雰囲気漂う、
「ロマネスク・ホール」
「フェンティドゥエニャの礼拝堂」 フレスコ画もヨーロッパから
運ばれてきたものだそう。

ちなみにこのクロイスターズ、日本語のガイドマップがありまして、楽しさ倍増!
その説明によると、展示はほぼ年代順になっているとのことで、
順路に沿って歩いていると、一つ目の回廊が出現です。
『サン・キエムの回廊』
全体的に白っぽく、柱の彫刻が神殿のよう。


どっちに行こうか。。 反時計回りで。 柱のデザインが全部違いますね。
こちら屋根付き。 がっちりガラスがはめ込まれてます。 レリーフも見所。

この回廊、明らかに他のエリアより温度設定が低くて、すんごく寒かったです。
低温に保たなければいけない展示品があるんでしょうかね。


立派な入口を抜けて、 「ランゴンの礼拝堂」 12世紀頃の母子像
随所にステンドグラスも見られます 「ゴシック・ホール」には
様々な母子像が。
左手破損の木製像
※マウスを当ててみて下さい。
半地下の「ゴシック礼拝堂」 柩でしょうか。 とてもキレイ〜☆

どの部屋も穏やかな静寂に包まれ、歩くほどに癒されていくよう。
これこそが美術館の魅力だな〜と感じさせてくれます^^



そんな中、ここだけは少し人口密度が高いかな?
クロイスターズで最も有名な、
『ユニコーンのタペストリー』
狩人がユニコーンを捕らえるまでのストーリーが7枚のタペストリーに描かれています。

ユニコーン専用部屋 想像以上に1枚が大きくてびっくり。
狩りに出発し、 ユニコーン(真ん中手前)を追い詰め、 格闘の末に・・・
見事仕留めたところ。
※マウスを当ててみて下さい。
草木の模様がすごく細かい!

こうして順を追って見ていくと、ちょっとユニコーンが可愛そうに思えて来るんですけども(笑)、
何か悪さをして村人を困らせていたのでしょうかね。。
それにしても、これが織物だというからスゴイ!
1500年頃にブリュッセルで織られたものらしいのですが、本当に細かな柄が全面に。




展示品のほとんどはロビーと同じフロアで、
下階には「宝物室」二つの回廊があります。
こちらも見逃せませぬ。


「宝物室」より、
眩しい金の装飾が豪華です。
「カンパンの部屋」(これは上階)より
ロベール・カンパンの祭壇画 受胎告知

では、このフロアの回廊に出てみましょう〜





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