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2013年5月 フィレンツェ-ヴェネチア旅行記

34 Trattoria Antico Fattore



小降りになった雨の中、お部屋に戻って来まして、夜ごはんまで暫し休憩&パッキング。
今日もよく歩きましたからね。
19時頃、「さて行きますか」と目を付けていたホテル近くのレストランに向かいます。


ホテルを出てすぐのトンネル。 こんな路地を歩いて・・

フィレンツェはこじんまりとした街だけに、地下鉄やトラムといった公共交通機関がなく、移動はバスかタクシーのみ。
故に、バスでは行きにくいしタクシーに乗るほど遠くもない、そんな中途半端な距離の場合、当然徒歩になるんですね。
ですが1日散々歩いた後、ディナーで更に歩くのは気が進まず、かと言って食べ物に妥協したくない!(笑)
特にママさんとの旅では、余計な体力消費は避けたいですしぃ。
そこで、毎日前を通っていたホテルから50m程の距離のレストランが何だか良さそうだと調べましたところ、
メニューには魅惑のトスカーナ料理がずらりと揃っていてるし、レビューもなかなか。何より食後すぐにお部屋に戻れる!
「フィレンツェ最後のディナーはそこにしよっか〜」とママさんと意見が一致したのでした^^



そんなわけで、ホテルからあっという間に到着(^_^)v
『Trattoria Antico Fattore』
ウフィッツィ美術館裏のオリーブの木の目の前にあります。


お店構えがいい感じ〜 レトロな雰囲気。 見えにくいですが、1865年と書いてあるんです。
何たる老舗(@o@i)

19時過ぎならば大丈夫だと思いつつ、「予約してないんですが・・」とお店に入ると、
そこにいた何人かのカメリエーレさんが口を揃えて「ノープロブレム!」と、笑顔で迎えて下さいました^^


思わずキョロキョロしてしまう店内。 古そうな写真がたくさん飾られています。 ドリンクはお水。
パンも登場。

事前にメニューをチェックしていたので、大体食べたいものは決まっていたのですが、
改めてメニューを見ると、やっぱり少し迷うわぁ。。
でも、これだけは絶対食べる!と決めていたプリモは迷わずオーダー。


トルテッリという詰め物パスタのトリュフクリームソース。
これを食べたかったんです〜♪
ママさんのプリモは、くたくたに煮込まれた
野菜スープ。こう見えて大量です!

モチモチパスタ、トルテッリの中身はマッシュポテトで、濃厚かつ香り高きトリュフクリームソースに
合うなんてもんじゃあございません!粒状に残ったトリュフがまたいいっ。
残ったソースも名残り惜しくお皿を舐めてしまいたい程、ツボなソースでござました(;^◇^)
一方ママさんは、連日パンチのある食事ばかりで胃がお疲れだろうと、
野菜スープを選んだわけですが、予想通り優しいお味だったそうで、見た目以上の具沢山。
スープとてボリュームたっぷりとはさすがです^^


こちらは、ママさんのセコンド、
豚肉の煮込み料理インゲン豆添え。
私のセコンドは、鶏もも肉のグリル。
ちょっと焦げすぎ!?

セコンドは二人して半分以上食べてから、「あ、写真撮ってない・・」と気付きまして。。
何やらわけが分からないドアップ画像で失礼いたしますm(_ _)m
プリモの印象が強すぎて、セコンドが少々霞んでおりますが、
私のチキンは焼きすぎでパサパサかも!?との懸念を見事に払拭してくれる焼き加減でして、
外はカリッと身はジューシー!骨と格闘しながらも大変美味しくいただきました。
ママさんの豚肉もとっても柔らかくてやっぱり優しいお味だったそう。
ただ、インゲンは多すぎる・・(-o-#)と、苦笑いしておりましたっけ(n__n;)
フィレンツェ最後のお食事を美味しく締めくくれてよかったねー
ごちそうさまでした!



食後、夜のアルノ川を眺めながら少しだけ夜風に吹かれてみました^^

ポンテ・ヴェッキオの向こうはまだ少し明るいような? 反対側はすっかり暗くなっています。

水の色があまりきれいじゃないアルノ川は、夜のほうがかえって美しいのかもね〜
なんて言いながら、振り返って目の前にあるホテルに戻りました。



4日目終りょ・・あいやいや。
今日はまだ行くところがあるんですー





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