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2014年3月 アムステルダム旅行記

28 アンネ・フランク・ハウス




次の予定というのは、アンネ・フランク・ハウス
9ストラーチェスからも近く、歩いていると見えて来るのが、
『西教会』
一際目を引く85mの塔アムステルダム一の高さなのだそうです。


北側は改修工事中。 塔はまだ古いままのようですが、
南側の壁面はキレイになってます。
塔の中にはアンネも聞いたであろう、
47個のカリオンが。
トラム最寄り駅は「Westermarkt」 ひっそりとアンネ像。 ちょうど塔の下あたり。

確かこの時期の日没が19:30頃と日の長いアムステルダムは、こう見えてもう夕方。
この教会の共同墓地にはレンブラントさんが眠っていると知り、お参りしたかったのですが、
既に開館時間終了でございました。



西教会の1ブロック先が目的の地、
『アンネ・フランク・ハウス』
アンネとご両親、お姉さんのマゴー、ペルス一家3人とフリッツ・フェファーの計8人が
2年もの間身を潜めた隠れ家が、博物館として保存・公開されています。


エントランスのある建物。 現在はこの4つの建物が博物館として使われています。 左の建物が隠れ家でした。

常にチケット購入の長い列ができているとのことで、チケットは事前にweb予約&購入しプリントアウトを持参。
予約した人は通常のエントランス左側にある別の入口から入るのですが、
特に誰もおらず、インターフォンを鳴らしてロックを解除してもらうシステムでした。

隠れ家だった建物。 今は閉まっている扉。 小さなプレートがありました。

館内に入ると、何ヶ国語ものミュージアムガイドが用意されていて

それを見ながら見学すると複雑な順路もわかりやすく進むことができました。
(館内は撮影禁止です)


無料のミュージアムガイドは日本語あり。
(写真は帰国後撮影)
隠れ家の住人8名。
※マウスを当ててみて下さい。
表の家との出入り口は動く本棚で
カムフラージュされていました。

フランクフルトからオランダに移住したフランク一家。
やがてオランダもドイツ軍の占領下となり、アンネのお父さんの会社があった建物の裏の隠れ家に移ったのが1942年。
以降、建物内で働く人たちに気付かれぬようにと、昼間はほとんど動かずトイレも行けず、
1944年に密告によって発見・逮捕されるまでの2年間、アンネはここで日記を書き続けていたんですね。
館内には、たくさんの日記のオリジナルが展示されていて、
初代「アンネの日記」赤いチェックのとっても可愛い日記帳だったことが印象的でした。
13歳の誕生日にご両親から贈られたんですよね。


隠れ家前の風景。

見学を終え、外に出てきた時には日が沈みかけておりました。
今度はトラムを乗り継いで帰ろうかな。



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