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2014年12月 ローマ&ヴァチカン旅行記

44 パンテオン



パッキングを済ませたらホテルをチェックアウト。
重〜くなったスーツケースを預かっていただき、再びお出かけいたしまーす。
ホテルからトコトコ歩いて2分程、目的地が見えて来ました!


あの神殿のような建物ですな。 長い歴史が刻まれた壁の色が印象的。 お、大きいっ!!

目的地はパンテオン
こちらも、他のローマ遺跡同様、想像以上の大きさですっ(@o@i)
中はゆっくり見るとして、パンテオン前の
『ロトンダ広場』を一周してみましょ。

噴水とオベリスク。 まだ午前中ですが、結構な人出です。 とてもありがたいお水が
出ていそうな、水飲み場。

広場と言えば、アウトサイドテーブルが並ぶ光景がもはや付き物!
とばかりに、ここでも並んでおりますよぉ。


今日はお天気がよくて気持ちいいでしょうね〜 パンテオンをこの角度から。
特等席じゃないですかっ。
この角度もいいわぁ。。
特等席は一か所にあらず!

パンテオンを眺めながらランチしたりひと休みするなんて、ローマらしくて素敵〜★
(あぁ、せめてもう1日あったなら。。)



何でも、現存するローマ建築の中で一番完全な姿を残しているという、
『パンテオン』
紀元前に建てられた初期のパンテオンは火災で焼失し、
118年にハドリアヌス帝によって再建されてから1900年近くこのお姿のまま。


色々な歴史を見てきたんでしょうね。 よくぞご無事で、残っていてくれました!

石造り建築としては世界最大で、その技術の高さは相当なものだとか。
ミケランジェロさんも「天使の設計」と大称賛だったそうです。


16本の円柱が並ぶ前室部分。 紀元前27年に初代パンテオンを建てた、
アグリッパの名前が刻まれています。
ブロンズの大きな扉。
太さ4.5mの円柱。 天井部分。 入口に内部の説明が。

では、中へ入ってみましょう!
ブロンズ製の扉を抜けた先に広がるのは、円形の広ーい空間


天井が高〜い! 大理石の床も当時のまま。 ドームの内側が美しい。
こんなに人がいても、スペースはまだまだ余裕(笑) 天窓から降り注ぐ自然光。
こう見えて、直径9mもあるんですって。

内部の天井は大きなクーポラに覆われているのですが、
なんと、サン・ピエトロ大聖堂より大きいそうです(@o@i)
直径・高さ共に43.3mもある大空間を、天窓ひとつで照らしているというからこれまたびっくり!


祭壇画のひとつ。 受胎告知の礼拝堂。 ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の
お墓。
彫刻作品もあり。 十字架の礼拝堂。 立派な蝋燭台

「すべての神々」という意味のパンテオン。
その名の通り、かつてはすべての神々を祀る神殿として建てられ、
現在は、キリスト教会として現役であります。


主祭壇前にはお祈り用のイス。 主祭壇。 主祭壇の十字架。

内部は殺風景なのかと勝手に思っていたものですから、
大理石を多用した美しい内装に目を見張るばかりです。



パンテオンにはローマの重要人物のお墓も幾つかあり、
ご本人の希望でラファエロさんがここに眠っておられます。


ここですね。 ロレンツェット作の母子像。 ラファエロ像。
37年の短い生涯でした。 ガラスが反射してますが、棺が安置されています。

ラファエロさんの作品にたくさんの感動をもらったので、
素晴らしい芸術を残してくれてありがとう!と、感謝を込めてお参りさせていただきました。



パンテオンを後に、次はすぐ裏手にある教会へ向かいます。


パンテオン横の通り。 後ろから見たパンテオン。

神殿のようなファサードとは全く違う印象で、裏から見ると同じ建物じゃないみたい。。



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