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2014年12月 ローマ&ヴァチカン旅行記

45 サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会



パンテオンのすぐ裏手にあるのが、
『サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会』
美術館のごとく多くの美術品を所蔵されているのことで、いそいそとやって来たところ、
えーっとここでいいのかな?と思うほどに、外観は超シンプル(^▽^;)


象と一体化したオベリスクと
すっきりファサード。
教会前は、ミネルヴァ広場。 中央の扉は閉まってます。

3つの扉の内、開いていた右側の扉から内部へ。
ローマで唯一、ゴシック様式の構造を持つという内部はどうなっているのでしょうか。


天井が星空ですっ! 聖母像には純潔のシンボル
ユリの花が飾られています。
身廊はお掃除中で
立ち入り禁止(^_^;)

宇宙をイメージした天井には、金色の星がちりばめられ、聖人さんたちが雲の上に描かれています。
濃いブルーと金色の交差ヴォールトの配色は、何だかとてもロマンチック★
ちょっと暗くてうまく写真に撮れていないのが残念ですが、入った瞬間に魅了されてしまう空間です!


プレゼピオ発見! 祭壇画の下に置かれています。 やっぱり飼い葉桶は空っぽ。
右の側廊 フレスコ画で埋め尽くされた
礼拝堂。
アーチが美しいです。
お掃除中の身廊を
主祭壇側から見たところ。
バラ窓の中央にはマリア様。 パイプオルガン。
(ちょっと暗いですが・・)
バラ窓があるのが、ゴシック様式教会の
特徴なのだそうです。
イスをこんな風に立ててお掃除するんですね(笑)

主祭壇にはシュッとした蝋燭が並び、天井画の宇宙に向かっているよう。

主祭壇。 蝋燭台にズーム。 祭壇の下には、
聖カテリーナが葬られているそう。
何やら、カード大の印刷物が。 聖カテリーナのことが
各国語で書かれていました。。

聖カテリーナはドメニコ会の修道女で、教皇庁をアヴィニョンからローマへ戻すことに尽力した方だとか。
1380年に近くの修道院で亡くなり、ここの主祭壇に葬られているそうです。



左側廊の奥にある、聖具室を覗いてみました。


礼拝堂だったかな? 見事な天井画の聖具室。 祭服が準備されています。

紫の祭服は、クリスマス前の4週間、キリストの降臨を心待ちにするアドヴェントで着たりするようで、
まさにこの時期ならではなのかもしれませんね。


聖具室の前にもプレゼピオ。 こちらのキリストは既に降臨されています。

この旅で初めて、赤ちゃんキリストのお姿を見た気がします!
たくさんの芸術作品を見ることができた、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
暗くてボツ写真が多くなってしまったのですが、ローマの締めくくりにふさわしい素晴らしさでした〜




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