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2018年7月 ロンドン旅行記

08 ロンドン塔〈The Medieval Palace〉




ホテルのある側からタワー・ブリッジを渡って対岸にあるのが、
『ロンドン塔』
1066年に要塞としてその歴史が始まり、王室の居城となって城塞拡大。
その後長らく牢獄・処刑場として使われたことから、
暗いイメージと共に幽霊目撃情報などでも知られるロンドン屈指の観光スポットであります。

テムズ川沿いの道から入口へアクセスします。 見るからに頑丈そうな柱や扉。 深いお堀も造られています。
敷地外から見える位置にも
説明ボードがありました。
テムズ川から囚人たちを牢獄に入れる為に
使われた門、トレイターズ・ゲート。
Traitorsとは、反逆者という意味だそう。

敷地内に入る前から興味深いことこの上ない、ロンドン塔
トレイターズ・ゲートは、エリザベス1世が女王になる前、ここに幽閉される際にも使われたそうです。


入口のあるバイワード・タワー前。
混雑してますねぇ。
かつての動物園跡でしょうか。 ライオンがいます。すごくよくできてる!

塔内でライオンを飼っていたことから始まり、徐々に動物が増えて、
後に王室動物園として一般公開された時代もあったそう。
その名残りなのが、あちこちに動物のオブジェ?がありました。
針金というか硬い繊維のようなものでできた動物たちは本物そっくりで、躍動感にあふれておりました。



と、ここまではまだまだ敷地外。
チケットを買って入場しましょう!
チケット売場の手間にロンドン塔の紹介パネルがありました。


上空からの写真。
お堀の内側に二重の城壁が。
王室のクラウン・ジュエルを
見ることができます☆
ビーフィーターと呼ばれる衛兵の
ヨーマン・ウォーダー。
牢獄のイメージが一番強いでしょうか。

知れば知る程、見どころいっぱい!大人気の理由がわかります。
事前にチケットを買っておくのをすっかり忘れ、当日購入になってしまいましたが、
すんなり買えるでしょうか。。


窓口がいつくかあり、どこもさほど混んでいません。 無事、購入!

当日購入は長蛇の列との情報を聞き、更に今は夏休みシーズンだし、、と恐る恐る来たところ、
販売窓口がたくさんあるせいか、すぐに購入することができました。
とは言え、事前購入だと4ポンドくらいお得だったと思うので、
できれば忘れないでいたかった(n_n;)


バイワード・タワーから入場しまーす。 城壁が二重なのがよくわかる。

チケットを買う前に見た時は、入口にやや長めの列ができていましたが、
数分の間に解消したようで、これまたスムーズに入場。


ショップの前に人だかりが。 あ、オーディオガイドが借りられるん
ですね。日本語もあります。
イギリスのお土産はカワイイですねー

入口を抜け少し歩いた右側のショップでオーディオガイド(正確にはマルチメディア・ガイド)を借りられることがわかり、
日本語にも対応していたのでお借りすることに。
(大人5ポンド)



まずは、トレイターズ・ゲート上部から続くエリア、
『The Medieval Palace』から見学開始!
ここには、エドワード1世の居所などがあるそうです。


赤いカーテンに覆われた大きなベッドがどーん。 こんな感じでガイドしてくれます。
確かにこればマルチメディアガイドだ。
玉座ですね。 礼拝堂の天井。

今のところ、血なまぐさい展示物はないものの、
空調の効いてない室内を階段を上ったり下ったりして歩くものですから、
暑くて息苦しいと言いますか、妙に外の空気を吸いたくなるんですねぇ。

あぁ、気持ちいい。
新旧建物の対比がステキです。
おっと、通していただけますか? タワー・ブリッジはこの距離。
あれは有名なワタリガラスのお住まいでしょうか。 昔のロンドン塔かな?

城壁上部の通路からはロンドンらしい景色も眺められ、
室内見学の合間のいい気分転換になりました。


敷地の中心に位置する、ホワイト・タワー。 大砲はあちこちに。
後ろにゾウが覗いてますね。

敷地内には様々な建物があり、お土産物屋さんやカフェなども。

外観がかなりくたびれていますが、、
カフェが入っている模様。
美味しそう〜 色々あるんですねー

ホテルで朝ごはんを食べて来たばかりなのが残念!
ロンドン塔のカフェで、Fish&Chipsっていうのもよかったなぁ。。



先ほど上から見えた、
ワタリガラスさんたちのお住まいに来てみました。
何でも、ロンドン塔には常に6羽のワタリガラスがいなければならず、
いなくなるとロンドン塔はおろかイギリスが滅びる、という伝説があるとか。
その為現在では、念のため常に7羽のカラスを大切に飼育していらっしゃるそうです。


とてもきれいな飼育場です。 片翼の一部を切って、
飛べないようにしてあるそう。
各国語で説明が書かれています。 日本語もありました。

カラスたちは、レイヴェンマスターという役職の専属飼育員さん
(説明には鵜匠と書かれてます^^;)により大切にお世話されているそうで、
羽根を切るのもカラスが安全にここで暮らせるようにとの配慮と説明されていました。
イギリスが滅びるとまで言われてしまうと、かなり重圧のかかるお仕事ですよね。。



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