HOME | TRAVEL TOP | HOTEL TOP | この旅行記TOP




2018年9月 NY旅行記

25 メトロポリタン美術館【絵画と特別展】



ルーフガーデンで景色を堪能したら、階段で展示フロアに下りてきました。
(上りはエレベーターですが、下りは階段を使うよう促されます)
2Fの19世紀・20世紀前半ヨーロッパ絵画

ピカソ、20代の頃の作品。 マティス、「The Goldfish Bowl」
金魚鉢ってことかしらん?
クリムト。
洋服や背景がオサレ。

だいたいいつも同じ作品にばかり目が行ってしまうのですが、
マティスやクリムトの柔らかく明るい色使いは周りを華やかにしてくれる効果抜群であります。


ゴッホ、自画像。34歳頃の姿かな。 左の2枚がゴッホ、右2枚はゴーギャン作品。
同じお部屋に展示されています。
ゴッホがミレー作品を模写した21枚の中のひとつ。
First Step after Millet。

メトロポリタン美術館の一番大きなミュージアムショップはグレートホールにあるのですが、
通路にちょこっとそのセクションにちなんだショップがあったりします。
19世紀・20世紀前半ヨーロッパ絵画のショップには、、

METロゴグッズはもちろん、 セントラルパークのイラストシリーズ。
モネ画伯のぬいぐるみや、 ゴッホのぬいぐるみの他、 (恐らく)ドガのバレーダンサーまで!

画家本人や作品の中の人物がキャラクターとして商品になるのは、面白いですね〜
(購入には至りませんでしたけども・・^^;)



いつも何かしら特別展を実施されているメトロポリタン美術館。
この時は、ファッション・インスティテュートのとびきりカッコいいエキシビジョンを見ることができました。
「Heavenly Bodies Fashion and The Catholic Imagination」
というタイトルで、中世美術の聖歌隊スクリーンがあるギャラリーを中心に、
著名デザイナーによる様々な作品が館内に点在。


ギャラリー入口の上にも。 中世美術と違和感なし。 バラのアクセントがニクイ!

それぞれのドレスの下にデザイナー名が書かれているのですが、
サンローラン、ジバンシー、ヴェルサーチ、ディオール、ゴルチェなどなど超豪華。
テーマがカトリックと言うことで、美しいだけでなく厳かな作品に目が釘付けです。
ドレスがステキならば、展示方法もライティングも音楽までもがドラマチックに演出されていて、もう感動。


シスターを思わせるコスチューム。 これなんて、可愛すぎます! フォーマルな感じ。
アンティークっぽく
全身に見事な金糸の刺繍が。
ひと際目を引く赤いドレスは、
確か、ディオール。
黒好きとしては、
これが一番好きでした☆
水色のローブが神々しい。 被り物含め、法皇のよう。 背景の展示にマッチしてます。

この他、エジプト美術セクションから階段で地下に下りたファッションインスティテュートでは、
バチカンから持って来たローマ法王のローブ(これがまたすごかった!)など、
撮影禁止ではありましたが、貴重な品々が展示されておりました。
また、分館のクロイスターズ美術館でも開催されていたそうで、
あの雰囲気の中だとさぞかし素晴らしかったでしょうね〜



ゾクゾクするほど感激したエキシビジョンを堪能したら、
お気に入りコースを巡ります。


アメリカン・ウィング。

外が暗くなるとロマンチックな雰囲気になるアメリカン・ウィング
昼間に比べて人が少なく真っ白な床面が輝いて見えます。


サックラー・ウィングのデンダー寺院。 ここも大好き♪ 右側のガラス面の向こうは、
セントラルパーク。

大きな遺跡がすっぽり入る広大なスペースのサックラー・ウィングは、
池に囲まれ屋内とは思えない独特の解放感を持つ異空間。
片側のガラス面から見える薄暗い空にデンダー寺院がぽっかり浮かんでいるようでした。




Back
この旅行記
TOP

Next